2014年01月07日

独身者の機械

IG29-03 / 独身者の機械

独身者の機械

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独身者の機械の図像学

デュシャンの「The Large Glass 1915-1923年」は分離された上部花嫁、銀河)と下部の独身者9人の構成で出来ている。飛び散った分子を採集する。フラスコに収めれた独身者、分離された花嫁(オレンジ色の上部)その間にLes machines célibataires(独身者の機械)という言葉をいれ図像をつくった。

下部には、ご存知のように文学者9人、アートデュシャンウォーホル2人を入れた。独身者の名簿記入は、まだまだ足りないでしょう。マゾッホはどうだろうか・・独身者の機械とは不可能な宇宙的な交信、すなわちエロティシズム発生装置の機械、それは見果てぬ夢であるようなものの接合と離反の歯車、その残酷さが独身者の機械なのかも知れない。

 



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Entries