D-160B4
「Space-time Forms 2」ユリイカ
『・・もうおわかりかと存じますが、私が「無限の空間」なる語句を用いても、不可能とわかり切った、絶対の無限なる観念を持って、と読者に御願いいたすのではございません。私の意味したのはたんに空間の「考え得る限りの最大の広がり」--動揺常なき想像力につれて、伸び縮みする、影のごとく揺れ動く領域、であります。・・』
ポオ全集3巻エドガー・アラン・ポー:「ユリイカ、訳=牧野信一、小川和夫」参照