2020年01月

2020年01月14日

回帰と起源




現代アート_意識の生成C































回帰と起源

物を見るということは、その歴史を見ていることになる。
意識生成のなかに見出された現在としての物は、過去の時空の
光が到達するまでの遅延された物を見ている。
物の起源は不在のまま現在の出来事として見ている。

それはある時点から立ち現れてくる過去の出来事である。
物の今を見るとはそのようにおもわれる。天体観測された
星のように光が到達する距離においてその物を見ている。
それは絶えず遅延されている。

微妙な物質さえ同じように遅延されている
その物質を見ている。意識生成される時間と
物との差異、言語空間は物そのものというよりは、
離反された位相空間である。








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